スーパー(繊維|せんい)

スーパー繊維
参考:http://www.jcfa.gr.jp/sozai-shohin/topics/no21/topics21.html
ポリエステルやナイロンより優れた高強度性、高弾性性を持つ繊維。耐熱性を持つものもある。
土木建築、農林水産、工業資材などで使われている。
スーパーせんい
参考:http://www.fujicco.co.jp/campaign/omame_de_seni2006.html
いんげん豆の糖質の一部が加熱・冷却される事で変性し、食物繊維様作用を持つ難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)になる事。
フジッコのテレビCMより。

子供の科学』などを読んでいる人なら、先にスーパー繊維の知識があってスーパーせんいをアピールするテレビCMを見て笑うだろうが、そうでない人は、先にスーパーせんいという単語を聞いて何も思わないんだろうなあ。
せめて、「食物繊維が増える」という表現に違和感を感じて欲しい。

「リスーピア」オープン

http://risupia.panasonic.co.jp/」のページを開くと「Flash Playerのバージョンが古いため云々」と出て見れない。トップページにFlashを貼るだけのアクセシビリティを無視したサイトは非常識だと思って欲しいんだけどな。
仕方ないので産経の記事を読む。
素数ホッケー」の真ん中に見える「357」は素数では無いので、きっと素数だけホッケーの様に弾けば良いんだろう。
姫路の科学館が結構楽しかった僕としては、こういう理数系遊び場がもっと増えて欲しいと思う。映像を使って、イメージで、遊びながら学ぶっていうのは、勉強や知識を越えて純粋に楽しめるものなのです。

科警研の見学男

学科で科学警察研究所の見学に行ってきた。

参加には人数制限があり、ウチの研究室からは4名参加。
科警研の中の雰囲気は、そんなに堅苦しい感じは無く、とても綺麗。姫路工業大学を思い出した。
ほぼ正確に13時半に始まり。1階の大会議室で見学用ビデオを視聴。学生がビデオを見ている間、先生達は所長訪問。
ビデオは数年前に制作されたもので、近隣建物紹介の時に「現在建設中の東京大学柏キャンパス〜」と言っていて数名苦笑。関わった主な事件の紹介。余部鉄橋列車転覆事件、地下鉄サリン事件など。組織編成の紹介もあったが、現在は少し変更されている。新しいビデオを作ろう。
先生達が所長室から戻って来て、情報科学第二研究室の紹介スライド。主に偽造紙幣などの判別鑑定を行っているそうな。昔と比べてアマチュアが持つ印刷機器の性能が上がったりしていて、対策も色々。すかし、ホログラム、ミクロ文字、などなど。
移動して情報科学第三研究室。音声、声紋鑑定。『ドラえもん』で「声のキャンデー」という道具があり、その際のドラえもんの説明が「声にも指紋の様な人特有のもの、つまり声紋があるんだよ」といったものだったのだが、初めてそれを読んだ当時の僕はその声紋なるものは実在しない、SF的なものだと解釈していた。後に声紋が現実に存在することを知り、ドラえもんに謝罪した。全く音が反射しない無響室や音の反射を調整できる部屋などを見た。無響室は長時間居られないくらい不自然な感覚だった。無我の境地に立てるかも知れない。
次は生物第二研究室。頭蓋骨と写真の顔との照合など。目視やコンピュータを使った数値解析的な話など。ドラマでよくある、頭蓋骨に粘土を貼るやり方はイマイチだそうだ。
情報科学第一研究室。所謂嘘発見器。犯人しか知り得ない情報を尋ねていって、反応を見る。アルミのアタッシュケースに入った機器とノートパソコンを持ってチェックできる。格好良い。説明をしていた女性が綺麗でした。
理研究室。レーザ光で指紋検出や体液検出。テレビ朝日のドラマ『科捜研の女』に出ていた青色レーザで指紋を検出する機器の大きいものが見れた。画像解析では、不明瞭(真っ暗)なビデオ映像から特徴を抽出したり、写真が偽造でないかを調べる検査をしたり。
化学第四研究室。毒物の検出の話。内容は高校生の時に見学に行ったSPring-8に似ている。あれと比べてどう違うのか聞いてみたら、設備自体が全く別物だそうで向こうは大きくて距離が使えるからやり方も違うと。
交通科学第三研究室。ドライビングシミュレータ。S先生が乗車。前のスクリーンに映る映像を見ながら、非常に大きな油圧式シミュレータ機器に乗って、様々な計測が行える。
お終い。どこかのイベントの様にノベルティグッズが配布されるでもなく、解散。
割と、ミステリィ小説の描写は間違っていない。さすが、書く前にちゃんと調べているという事か。それに比べてテレビは嘘ばかり。
面白かった。ああいう仕事も良いね。

地震速報実用化まであと少しか

パニックを防ぐための情報封鎖は、イメージは悪いが、予想される結果を考慮すれば仕方ないかと思われ。嫌なら、20秒以上空中に浮ける様に鍛錬を積め。
ところで、天気予報だの地震速報だの、予測の精度が上がるのは非常にありがたいのだが、そろそろ予測の次の段階、つまり、こちら側から変化を制御する技術はどうなっているのだろう。いい加減、大雨でズボンの裾を濡らし、晴れで日射病に倒れる事にも飽きたのだが。
自然という曖昧な定義のものを大きいものとして脅威とする必要は無く、さっさと管理下に置いて科学の力で制御したいものだ。より、生活も文明も良くなるだろう。

ロケット、ミサイル、シャトル

ミサイルとシャトルが同じ日に発射されるとは。科学に対する皮肉か。
横に向けるな。上に向けろ。
方向が微妙なので、挑発の意が強いか。彼らの考えている事なんて、分からないが。
どんなに良い技術が作られても、どんなにセキュアな環境が構築されても、決して完璧な対策を取ることが出来ない一番の脆弱性は、人間なのだよ。

義体化計画1歩前進

科学ニュースで、「不思議な能力」なんて言葉を使って欲しくない。
コンピュータで脳を作る事と、コンピュータで脳をサポートする事。どちらがやり易いんだろう。脳はまだ未解明の謎があるから、作る方が難しいか。女性は凄いね偉大だね。
脳↔ウェアラブル(or 体内埋め込み型)コンピュータ or 義体↔無線通信↔他機器
「いつでもどこでも」の、「どこ」という場所の概念が変わりそう。さすがに、「いつ」という時間の概念が変わったらSFになってしまうが、いつかそんな時代が来るのだろうか。「タイムふろしき」は結構凄い。
整形は嫌だけど、電脳化⁄義体化は可能ならするかも。

疑惑細胞

誤解されていた反応性アストログリアが不憫で不憫で。
人間の修復能力が解明される方が早いか、機械による修復技術が一般化するのが早いか。
義体化しても脳や脊髄はそのままのケースが多いから、神経の修復に関しては早い技術進歩を期待する。