UNIXマスタへの道(レトロ編)

UNIXの全体像・初級コマンドを理解する。

たのしいUNIX―UNIXへの招待 (Ascii books)

たのしいUNIX―UNIXへの招待 (Ascii books)

続・たのしいUNIX―シェルへの招待 (Ascii books)

続・たのしいUNIX―シェルへの招待 (Ascii books)

1990年出版。UNIX MAGAZINEに掲載されていた記事をまとめたもの。
UNIXの全体が、UNIXの持つ雰囲気が分かりやすい文で書かれている。コマンドについての説明・シェルの説明(続)と続けて読むとUNIXの基本的な使い方はほぼ完璧にマスタできる。
古い。書いてあることをそのまま実行するのではなく、UNIXを理解するための本として読もう。今でも売られています。Linuxで言えば、『図解でわかるLinuxのすべて―コマンド操作&パッケージ管理』に当たる本。

UNIXをプログラミングの道具として使いこなす

UNIXプログラミング環境 (海外ブックス)

UNIXプログラミング環境 (海外ブックス)

1985年出版ということで、古い。かなり古いので、もしかしたらカルチャショックもあるくらい。しかし古いのはプログラムコードだけ。UNIXは幾等時間が経っても変わらない、素晴らしいものなのだと実感させられる。
後半はyacc処理の説明。これもまた素晴らしい。絶賛。現在絶版?近くの本屋には売ってました。あるところにはある。今の内に買っておこう。買って損は無し。

*シェルプログラミングを極める

プロフェショナルシェルプログラミング (Ascii software science―Programming paradigm)

プロフェショナルシェルプログラミング (Ascii software science―Programming paradigm)

1996年出版だが、シェルに時代は関係無い。安いくせに内容充実。知りたい事は全部載っているのではないかと。Bシェル、Cシェル両対応。

*おまけ:目指すかプログラミングマスタ

ソフトウェア作法

ソフトウェア作法

プログラム書法 第2版

プログラム書法 第2版

古い定番本を2冊。プログラムコードはCとFortranPL/Iで書かれている。文法本では無いので、全く問題は無い。
例題をこなして構造プログラムのありがたさを知る。何故、こう書くべきなのか。何故、この書き方が駄目なのか。一つ一つ理解できる。
内容は古いので、オブジェクト指向からは勿論かけ離れているし、今となっては当たり前の事だらけかもしれない。だが、何故過去の人間がこのようにプログラムを書き続けたか。強い信念がいかに大切なものか。プログラマに必要な「考え方」を知ることが出来る。