"モテる"

"モテ"や"恋愛術"で検索すれば色々とヒットする。
大部分の女性の特徴に"現実的"というのがあると思う。
例えば、少年漫画で『DEATH NOTE』『20世紀少年』など創作・フィクション・架空色の強い作品が流行っているのに対して、少女漫画では『NANA』『のだめカンタービレ』『ハチミツとクローバー』などが流行っている。
確かにノンフィクションではない創作物なのだが、非常にリアリティが強い。少年漫画に広まっている非現実性は薄く、また芸術分野(音楽、絵画)が舞台なのも特徴だ。
ちょうど10年前。小学生だった時、クラスメイトの女子達に「・・・くんって痩せたらカッコイイのにねー」と随分、何度も言われた記憶がある。いや、妄想じゃなくて本当に。
小学生でも同じなんだろう。"デブ"というマイノリティに属している者よりも、スポーツで汗を流し痩せている状態を保つ努力を維持しているマジョリティを持つ者の方が好かれていた、そういう事だろう。
女性は現実的であればあるほど、危険性を求めなくなり、マイノリティを避け、安全に走る。
今日立ち読みした、樋口裕一『頭がいい人の恋愛術―なぜロクデモナイ男がモテるのか』によると、

  1. 「母性本能をくすぐる男」
  2. 「頼りがいのある男」
  3. 「知的な男」
  4. 「やさしい男」
  5. 「危険な匂いのする男」

が好かれる男性像の分類だそうだ。
分類毎に良い組み合わせの男女の例が書いてあるのだが、、、世話好きの女性は「母性本能〜」タイプに惹かれ、甘えの強い女性は〜、メルヘンチックな女性は〜、と女性を小馬鹿にした雰囲気で男・女両方をご丁寧に分類してある。
そんな一つの分類で人が括れるはずが無いのに。
ところで、モテるにしろ彼女を作るにしろ、それは関係を作って維持する行為であって、関係というベクトルが複数が単一かの違いだけである。
男女に限ったことでなく、例えば同僚とか上司との関係でも同じように作る・維持は大切であるから、モテる方法とういうのを"良い関係を作る・維持する方法"としても同義だろう。