マカロニの穴

さて、問題。マカロニの穴はどうやって出来るのでしょうか?

バーチャル工場の写真を見ると、型に生地を押し込んで作っていることは分かる。
しかし、マカロニの穴を作ろうと思ったらそこには生地が通らないような型が無ければならない。しかし、そのように型を配置すると、中心部分が中空に浮いている構造になり、ありえない。中心の型を周りから支える物があってはマカロニが切れてしまうので円筒にならない。

バーチャル工場の写真を見る限り、真ん中をくり抜く型は存在しているが、どのような構造までかは分からない。
さて、考えてみよう。すぐに答えを見るのは考える事を放棄した愚かな人間ですよ。たまには自分で答えを導きましょう。
本当は、問題を与えられる前に、問題に気付くのがベター。一度くらい疑問に思ったりしませんか?疑問を放置してちゃあ駄目。
考えた?それでは解答。
型は入り口が広く、出口が狭くなっているのです。
中心の型はやはり周りからピンで支えられていて、マカロニはピンで切れてしまうが、狭い出口を出る際にまた繋がって出てくるというわけです。


七夕の日にグラタン食べながらこんな事を考えられるんだから、つくづく平和な世の中だなあ。
ロンドンでテロ?怖いね。