ふつうのようで普通じゃない
ふつうのLinuxプログラミング Linuxの仕組みから学べるgccプログラミングの王道
- 作者: 青木峰郎
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2005/07/27
- メディア: 単行本
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Linuxの仕組みから、ファイル、パイプ、シグナル、ネットワークプログラミング、と一通り網羅してある良書。
Linuxプログラミングと言えば、『Linuxプログラミング―例題で学ぶUNIXプログラミング環境のすべて』(旧モナリザ本)が今までの定番だと思っていたのだが、どちらか選んでくれと言われたら、なかなか難しい。
『Linuxプログラミング〜』はネットワークの話は第14章「ソケット」だけで("だけ"といっても十分の情報量なのだが)、勉強を進める上では、身近なHTTP(WWW)ですぐに実習をさせている『ふつうのLinuxプログラミング〜』の方が楽しく出来るかも。
『Linuxプログラミング〜』は「CDデータベースアプリケーションを作る」という目的の元で全体が進んでいるから、実習は退屈になりがちだった。版型も大きい(B5変)から重くて持ち歩きにくい。
今初心者に勧めるなら『ふつうのLinuxプログラミング Linuxの仕組みから学べるgccプログラミングの王道』かな。値段も手頃だし。
で、もっと深い知識を得たければ『Linuxプログラミング―例題で学ぶUNIXプログラミング環境のすべて』。
Linuxプログラミング―例題で学ぶUNIXプログラミング環境のすべて
- 作者: ニールマシュー,リチャードストーンズ,Neil Matthew,Richard Stones,葛西重夫
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2004/08
- メディア: 単行本
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