まず形から


100円ショップにも色々と道具がある。ペンチやニッパ、半田ごてまである。3色ボールペンも筆ペンもみんな105円だ。
道具の性能は、ある程度値段に比例していると思う。良い道具はそれなりに値段がする。パソコンの性能が上がれば値段が上がるのと同じだ。同種類でも部品が違い、用途が違う。
良い道具は、効率を上げてくれる。手作業で出来ないこと、時間の掛かることを援助してくれるサポータだ。サポータには良いものを採用したいという考えは当たり前だろう。だから、道具に出すお金を渋ってはいけない。
100円ショップで道具が簡単に手に入るようになった。しかし、どれも良い道具だと思ったことは無い。僕が手にして、材料にはなっても、道具になった事は無い。
本当に良い道具を使ったことが無い人は、良い道具を使った瞬間驚くだろう。人のために作られたのが、良い道具だ。人の仕事のために作られているのではない。氾濫している道具とは考え方から違う。
何かを始めようと思ったら、まず道具を、良い道具を揃えよう。悪い道具では、やろうとしている何かの本質を掴むことが出来ない。
「まず形から」というのは、決して間違ったことではない。