卒業アルバムだってさ

「卒業アルバムのご案内」の封筒が来た。払込書と紙が何枚か同封。
封筒の表に「生活協同組合の個人情報保護方針」が9つに分けて印刷してある。
「個人情報の取り扱いは適切な管理」「原則として収集目的以外に使用することはありません」「本人の承諾を得た場合の他は第三者に提供・開示等一切いたしません」等等、見飽きた文章が並んでいる。
と生協が言っても、生協はアルバム製作会社に情報を渡すので、個人情報は外に渡る。最後には、「(方針が)関係取引先において遵守されるよう周知徹底いたします」とも書いてあるが、これはもう別の話だ。徹底したところで、外の方針にまで口出し出来ないだろう。
実家に電話が掛かってくるそうだ。「○○君の友達(同級生)ですけれど」等等、言い方は幾らかあるらしい。小中学校時代の名簿を持っていて、手当たり次第電話を掛けているようだ。僕に電話を掛けてくるような友人は居ないから無駄。
自分の外に情報を出した時点で流れると考えた方がいい。TSUTAYAの個人情報はすぐ流される、というのは有名な話だ。インターネットの懸賞もそうだし、楽天の店もどこまで信用して良いか分かったものじゃない。幾らトップページに個人情報保護方針をコピペしていたって、どうされても気付かないのだから。
アルバムも名簿も、製作側が幾ら頑張って保護しても、それが生徒や先生に渡ればもうお仕舞い。売り買い自由の個人データ1件5〜20円。
やれやれ。