その自信は嫌いじゃない

CANONPIXUSのキャッチコピィは「デジカメプリントの正解」。長谷川京子出演のCMでは「年賀状作りの正解」。
結構強気。「お前を幸せに出来るのは俺しかいない」級。

一方、EPSONカラリオはそういったコピィは無し。その代わり、機能や性能が人目で分かる様になっている。
本の帯も強気なものが多い。「最高傑作」や「極上の作品」、「これぞ○○」、「ファン必携」、などなど。
そうそう。本の帯に「○○氏、待望の新作」っていうコピィは意味が無いと思うのですが。氏のファンなら、待望していたかどうかは別にしても新作なのは分かっているし、氏のファンじゃない人は、待望していなかっただろうし新作だろうと如何でも良い、という事で。
日本人は謙虚な姿勢が美しいと思っているのか、後ろ向きで大人しいタイプの言葉が多い。曖昧言葉もその流れから生まれたんだろう。
だけど、コピィ界ではやはり、誰もが人の心を掴もうと考えているので、強気な言葉が多い。
謙虚な姿勢は大抵損をする、という事。