見合いとか職場結婚も悪くない

『ダ・ヴィンチ』1月号

真ん中辺りのグラフ「結婚した女性(20歳から34歳)の出会いのキッカケの推移(未婚者1000人あたり)」について。
1970〜74年で、「職場や仕事の関係で」が52人、「友人や兄弟姉妹を通じて」が24人、「お見合い」が54人。計130人。
200年〜02年で、「職場〜」が23人、「友人〜」が23人、「お見合い」が4人。計50人。
「結婚した女性の〜推移(未婚者1000人あたり)」というグラフタイトルも何だかおかしいけれど、さらにおかしいのは、この合計人数。
1970年前半の1000人中870人、2000年前半の950人の出会いは何でしょう?ナンパ、学生時代の出会い、出会い系、電車内で痴漢に襲われているところを助けた、とか?そっちの出会いの割合が増えている、とも言えるって事か。
全体の0.5割〜1.3割の人数の統計を見せられて、職場結婚が減った、と言うのは如何かなあ。約30人減っただけなのに。
職場での出会いも含め、出会いの機会が減ったというのは、つまり結婚を前提にした出会いが減ったという事であって、結婚を前提にした出会いはこれから結婚情報サービス業に頼る世の中にするべきなのか、そうでないのか。
記事では、「行政が出会いをサポートすべきだ」と東大の教授が語っている。
一部、未婚化と少子化を結び付けているけれど、結婚って何のためにするんだろう。
結局世の中、金か!顔か!