ポイントがずれていないかい

ドラえもん』大晦日スペシャルを見ているのだが、外国の映像を見せられて、最新映画情報の監督・アニメータの意気込みを聞かされて、子供は『ドラえもん』本編アニメを見る以上の何かを得られるのだろうか。面白いのだろうか。
最近はクリエイタ側が作品と同じ所まで出てくる事がよくある。
昔の画家は、絵を描いて展覧会に飾られた時、今の様に表に出ていただろうか。名前をそっと記すだけだったのではなかっただろうか。それが謙虚な姿勢なのか、作品のための行動なのか分からないが、今ほど製作者が前に出てくる事は珍しかっただろう。
自分で漫画の作者を知りたくなったら自分でチェックをしたし、良い絵だなと思ったら、自分で絵師の名前をチェックした。今は作品より先に製作者の名前を知らされている様な気がする。
クリエイタで選ぶよりは、作品で選ぶ方が良いと思う。フィルタは減るわけで、多少効率は悪いかもしれない。だが、同じクリエイタが同じ様な作品をいつまでも繰り返し作ることは無い。クリエイタだけで評価するより、作品を見てから評価しても遅くないと思う。その程度の余裕はある。