電子レンジ不満解決への道

ウチの電子レンジ「National 家庭用ナショナルオーブンレンジ NE-AS70」で5回測定し、平均を取った。
電子レンジのターンテーブル1回転に約10.6秒掛かる。
つまり角速度は2π ⁄ 10.6 ≈ 0.59 (rad⁄s)
加熱時間は10秒単位で指定できる。
従って、10秒毎に0.6 × 0.59 ≈ 0.35 (rad)のずれが生じる。
90秒回せば、ほぼ半周のずれになる。
例えば、コーヒーカップを電子レンジに入れると、普通は、取っ手を手前に向けた状態で入れる。当然、取り出すときも、取っ手が手前を向いている方が取り出しやすく、都合が良い。
しかし、電子レンジはお構いなく回転を一定にして、90秒回せば取っ手を向こう側に向けた状態で止まってしまうので、取り出す際に面倒になる。
解決策として、

  1. ターンテーブルを10秒で1回転 角速度 = 2π ⁄ 10 (rad⁄s)にする
  2. ターンテーブルのずれを感知(または加熱時間で計算)し、加熱が終了した段階でずれを修正する

が挙げられる。
解決策1の場合の問題点は、例えば、加熱途中で「取り消し」ボタンを押した場合は、ずれたままターンテーブルが停止するので、取り出しが面倒になる。
解決策2の場合の問題点は、特に思い付かない。
森博嗣Θは遊んでくれたよ』で犀川先生が言っていたのを思い出した。
もう、最新機種ならありそうな機構だけど。