Wordと論文執筆

結局、卒業論文は全て\LaTeXで作成したので、もうMicrosoft Wordを使う機会は2度と無いかもしれない。
大学生協の書籍購買部で『Wordを使った大学生のための論文作成術』や『論文・レポート作成に使うWord活用法―Wordを真っ当に使うためのスタイル活用テクニック (先輩が教えるseries)』などWordの本を読んで、驚いた。
テンプレートは知っていたが、スタイル設定があるとは知らなかった。図表番号の自動設定や配置方法など目から鱗。マクロも駆使すれば、中々面白そう。
やっぱり、本を読むなどして、1つの物事について集中的に見ないと、使わない機能というのを無視してしまったり、盲目になってしまうのだな、と反省した。
Wordは自動文章校正などで注意・エラーが頻発する上に、Wordが無いと編集が出来ないという最大の弱点があるので、出来るだけ使わない方針でやってきたのだが、Wordを道具としてでなく、環境として使えば、成る程、案外便利なものかもしれないなと思った。
そもそも、WYSIWYGが好きなタイプでは無い。「見た目」というのを非常にアバウトに感じていて、それよりもテキストやプログラムで組版を行う方が、正確に出来ると思っている。ソフトウェアの画面設計も同じ。