さようなら人類
浦沢直樹『20世紀少年―本格科学冒険漫画 (21) (ビッグコミックス)』読了。
ケンヂ一派は東京に向かい、カンナ一派は東京でともだちを倒そうと奔走。マンネリ気味なので、一発何かアクセントが欲しい所。
この巻で一番好きなエピソードは、マルオとケロヨンの記憶違いの話。思い出というのはいつも美化されるわけではなく、悲惨なものとしてある場合があるけれど、それが照れなのか単なるボケなのか、時々事実とは違う、案外悪くない思い出だったという事もある、という話。
さて、ともだちの終了宣言が出て、今度こそ最終回に向かうのか。
ともだちが世界大統領になり、世界を巻き込んでの大事件にどう収拾を付けるのか。『MONSTER』より、遥かに規模が大きい話になって、全く想像が付かない。
とりあえず、ウィルス散布を防いで、万博を終わらせたら勝ちなのかな。
誰も死なない事を祈る。
20世紀少年―本格科学冒険漫画 (21) (ビッグコミックス)
- 作者: 浦沢直樹
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/02/28
- メディア: コミック
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