嫌いな音と好きな音

電車が線路の上を走る時の「ガタンゴトン」という音が好きで、意識しているのかしていないのか、国分寺時代、そして今の柏でも、線路の近くのアパートを借りていて、たまにその電車の音が聞こえる。
昼間は車の音や喧騒が多くて聞こえ難い(というか部屋に居ない)が、夜になると聞こえ易くなる。
部屋では大抵コーヒーを飲んでいて、電車の音が聞こえてくると、相乗効果で非常にリラックス出来る。読書をしていたらさらに心地良く感じる。
何故好きになったのか分からないが、子供の時も実家の部屋から聞いていた記憶がある。線路近くの家では無かったが、田舎だったので音の伝達効率が良かったんだろう。3階の部屋だった事も聞こえ易い要因だったのかも。
一方、嫌いな音もあって、消防車が鳴らす「カンカン」というベルや、消火活動の時に鳴り響く「ウーウー」というサイレンが大嫌いだ。耳を塞ぎたくなる程嫌い。サイレン自体嫌い。東京に来てから一度も聞いていないので、ローカルな話なのか分からないが、故郷では正午になるとサイレンが鳴る。あのサイレンの音も嫌いだった。

車のクラクションも同じなのだが、圧迫感を感じて息苦しくなる。
音で知らせるシステムって多いよね。光で知らせるシステムは、昼間だと効果が薄いし目を逸らしていると気付かない。匂いで知らせるシステムは……割とネタ系。