人の下に人は居るか

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下ばかり見て、「最低限は出来ているんだから問題無い」とか言い出す馬鹿が出てきそう。
テレビで凄い人(凄い数学の先生とか凄いスポーツ選手とか)を見て、それを目指す、という考え方は個人主義実力主義には無いのでしょうか。
僕は小学生の時、大槻義彦先生をテレビで見て、本を読んで、理系の道に進む事を決めたと思う。ビートたけし大竹まこと舛添要一も見たが、芸人にも政治家にもなろうとは思わなかった。子供ながらに、大槻先生みたいに研究の生活がしてみたい、とか、専門家と言われたい、とか色々考えていた。一応、今はその結果だ。正確には過程だが。
下を見ながら歩めば、こうはならなかっただろうなと思う。通っていた小中高は全て公立で、玉石どころか石石混交な場所だったから。
教育ってのは、隠す事じゃなくて、示す事だと思うんだけどな。