教職

教育学部出身のひきこもりが言うのも何ですが、学部の教職課程は見直した方が教師になる者にとって良いと思う。
大学で教育学部に入れば、4年間で教職と自分が教える(専門になる)科目についてを学ぶ。私立の事は全く知らないが、国立なら当然教養科目も学ぶ。
一方で、例えば理学部に入れば、4年間で教養科目と自分が学びたい専門科目を学ぶ。
4年後、どちらの人に理科の先生として教えてもらいたい、と思うだろうか。
僕なら理学部出身の人に教えてもらいたい。何故なら、そちらの人の方が、教育学部出身よりより専門的で深く新しい知識を持っていると期待出来るからだ。
教育学部◯◯学科」はあまりにも中途半端過ぎるのだ。
確かに、教え方を知らなければ、教える事は出来ないだろう。その面は教育学部の方が詳しいかも知れないので有利かもしれない。
大学では、学生に発表の機会が少なからずあって、進めば進む程その機会は増える。従って、発表の場数を踏んできている者は、発表の仕方とかどうすれば理解して貰えるかとか、ノウハウを身に付けている。これは、そのまま教育の場でも活かせる可能性が多いにある。
教育学部で教員免許を取れなくしても良いんじゃないだろうか。教員免許は全学部⁄専攻に於いて、学部以上の学歴を持って専門分野を学んだ者しか取れない、と制限をしても特に問題が無いような気がする。
教育学部は、もっと上に属する教育関連項目を扱う学部に、つまり、教育システムとか、何を教えるべきかとか、そういう問題を扱う学部にしては如何でしょう。