検索2.0

FC2マイサーチ」は結構画期的と言うか、遂に来たかと言うか、面白い試みだと思う。まさにWeb 2.0向きの検索手法。集合知
検索というのは、情報に触れる上で当前の方法、インタフェースだ。本屋や図書館で本を探すために検索をするし、本の中でも索引や何らかの方法で検索をするし、勿論Web上で何かを調べたい時にも検索をする。
ロボットによる情報収集とリンク重み付けのランキング、人による取捨選択とカテゴリ分類。色々あったが、Webとしては、全ての情報を等しく扱いたいと思うと同時に、自分フィルタを掛けたい。ビデオを録って何度も見たいテレビ番組と、1度だけ見られれば良いと思うような番組、2度と見たくない番組がある様に。
検索を広告に利用するのも面白い。ユーザがCMに動かされて実際に手間を掛けて検索している現実が面白い。皆、何だかんだでCMを飛ばさずに見ているという事だ。CMも1つの文化だと認識させられる。
ドラえもんの道具に「どこかなまど」という道具があって、「どこでもドア」の窓版だと思ってもらって相違無い。窓だから顔を近づけて覗けば辛うじて窓の向こうが見えるのだが、入れない(漫画ではスモールライトで小さくなって窓を通っていた)。Webの検索というのも、よく似ている。