2.0のツール

Web 2.0」という言葉自体は、俗物的で言った者勝ちで、綺麗な言葉では無い。オライリーさんが定義を述べたところで、それが事実だとも限らないし、1.0との境目も無い。3.0もきっと同じだろう。
ただ、Web 2.0の流れや雰囲気は考える価値があって、ブログの普及とかSNSとかRSSはまだまだ未知数の可能性があると信じている。
ビジネスの面で見れば、今の段階でWeb 2.0は適当なツールさえあれば上手くいく(ユーザの獲得は出来る)様な気がする。こんな使い難いブログシステムでも、mixiでも、大多数が不満を言わず平気で使い続けている現状が、その証拠だろうと思う。勿論、不満を言う少数はhackして他の使い易い道具を使って上手くやっている。
昔はツールも環境も限られていたから、使いこなすには自分でツールを作るしか無かった。そして、ツールが提供される時代になり、Web 2.0でツールに加え環境(API)が提供される時代になった。
ツールで可能性を制限するってのは怖いなあ。提供側としては恥ずかしいというか。