春の『世にも~』

録画していた『世にも奇妙な物語 春の特別編』を見た。

アバンストーリィ無し。復活希望。
『才能玉』。現代ファンタジィ。キャンデーを嘗めると自身の才能が現れる。何となく、ハッピィになるかなー、と思っていたら良い展開を見せてくれた。推理小説家になると思った。
『ヴァーチャルメモリー』。SFホラー。電脳化したらこういうビジネスもありかもしれない。刺激的で高額な裏モノにはまっていく様が怖い。任意の記憶を売る=その記憶は消える、という構造でオチは読めた。他人の記憶と混乱ってのもあり。
『雰差値教育』。シュールギャグ。「英語や数学の前に、人間関係を学ぶ場所として、小さな社会として、学校がある」という言葉は間違っていない、という意見を皮肉った様な話。クラスをまとめるために自作自演を始めたのには笑った。偏差値と掛けての雰差値だが、100は無いよな。
『午前2時のチャイム』。定番ホラー。井村光の表札を写した時点で気付いた。ホメオパシーといい、ヒントの出し方が雑。
『回想電車』。現代ファンタジィ。外は雨が降っているのに、乗客が傘を持っていないので変だと思った。1人目、2人目と実は恨みを持ち続けている人達が現れるのかと思っていたら、3人目で恨みの無さそうな人が出て、予想外れ。最後の服が違ったのは、退職した日と死んだ日の時間が違うという事か。現実と回想の境が曖昧。
割と方向性に富んだ、面白い回だった。毎週1時間位見たいなあ。新人脚本家の登竜門として、とかやってくれないかなあ。