Twitterは好き?嫌い?

140文字の範囲内でいつ何を書いても良い、というユルユルの共通条件の下で、Twitterは使う人によってコンテンツが全く異なる。
ある人は今居る場所を書き込むし、ある人はチャットの様に@で他ユーザと会話を続ける。見ているテレビ番組を書き続ける人がいれば、常に内面の感情をさらけ出す人もいる。
microformats的なタグを付与して、Web 2.0的な使い方を徹底している人もいる。
センサの研究をしている人が思っている事に似ている(と思う)が、僕は、Web上に実世界のアバタを作りたいと思っている。完全な1つの権化、あるいは射影である必要はない。実世界の人だって、自分の中に色々な趣味嗜好を持ち、考え方だって1つじゃないのだから、Web上には複数のアバタが居た方が良いと思う。
実世界の人とWeb上のアバタは対応し、情報は相互に遣り取りされて、最適な場所で加工、保存される。
そのためにセンシングの手段が必要になる。しかし今現在、ライフログを構築出来る様なセンサ環境は整っていない。精々一部の携帯電話に搭載されているGPSくらいだろう。
ユーザの意識で起動する万能センサというものとして、Twitterは良いと思った。サービス開始当初から、携帯電話からの使用に対応していたというのも、Twitterのコンセプトを表している様で面白かった。
そして、個人をセンシングしてデータを共有するのだから、全てのPeerが対等にある、P2Pネットワーク向けだと考え至った。というか、これからのWeb、特にブログやSNSは全てP2Pネットワーク上に構築されるべきなのかもしれない。
続けない。