思い出せない話

A君:男、後述の描写を見る限り女子にモテる
Bさん:女、大人しめのヒロイン、A君が好き
Cさん:女、気が強い、A君が好き


BさんとCさんはA君の事が好き。
A君はBさんと付き合う事になった。Cさんはそれが悔しい。
Cさんは、BさんがA君の子を身籠もったという話を聞く(妊娠に関して真偽は不明だが、Cさんは信じた)。
Cさんは、深夜の学校にBさんを呼び出す。確か、その時Cさん側には何人か取り巻きが居た様に思う。
Cさん(達)とBさんは、学校の理科室で押し問答となる。
蛙か何かのホルマリン漬け標本が倒れ、床にそれらの内臓が飛び散る。
Cさんは、Bさんの腹をメス(ナイフかも)で切り裂き、Bさんの内臓に手を入れる。
Cさんは、Bさんの内臓の中から子宮を引きずり出し、「A君の子供は私のものよ」と言いながらBさんの子宮を自分の口に入れ、飲み込む(この時、「噛まない様に食べなきゃ」とも言ったかも)。
Bさんの腹を、内臓を戻しながら縫い付ける(この際に「蛙の内臓が見当たらない、Bさんの腹に一緒に入ったのだろう」という描写があった)。


この話を、僕は小学3年から6年の間、つまり1992年から1995年の間に、紙媒体、確か、文庫で読んでいる。
当時、僕の周りは学校の怪談ブームで、色々な学校の怪談本が出ていた。僕も『地獄先生ぬ〜べ〜』を始めとして、講談社ポプラ社などから出版された文庫サイズの怪談本を、怖がりのくせに一生懸命読んでいた。
そういったブームの中で、誰かに借りて確かに読んだ話なのだが、出典が分からないので、少し悶々としている。エロ文庫では無かったと思うのだが、流石に10年前の記憶だと確信は無い。
理科室で押し問答があった事から、登場人物は学生のはずなのだが、妊娠とか子宮を食べるとかの描写を考えると、学年が分からない。ついでに、読者の対象年齢も分かり難い。