Google Chromeのデフォルト検索をgoogle.comにする

google.co.jp検索は日本語Webページが優先されてしまう。一部の分野では英語によって記述されたものが一次資料となる場合が多々あり、日本語による記述を優先していると発見が遅れてしまう。また、Google検索の新機能はgoogle.comでまず提供され、google.co.jpでの新機能提供は(ローカライズなどを経て)後回しとなることが多く、google.comに比べ機能的に劣る面がある。

Google Chromeのアドレスバーを用いた検索は、日本語環境だとgoogle.co.jpによる検索になる。これを変更するには「環境設定」-「Default search」の[管理]ボタンを押す。「検索エンジン」ウィンドウ左下の[+]を押して、google.com検索を追加する。

名前とキーワードは任意(僕は名前をGoogle.com、キーワードをgcにした)。URLは以下のものを入力する。

http://www.google.com/search?{google:RLZ}{google:acceptedSuggestion}{google:originalQueryForSuggestion}sourceid=chrome&ie={inputEncoding}&q=%s

[OK]ボタンを押し、「検索エンジン」ウィンドウに戻る。
検索エンジンリストから、今追加したgoogle.com検索を選択し[既定にする]ボタンを押す。
ついでに、これまでデフォルトで使っていたgoogle.co.jp検索(名前はGoogle)にキーワードを追加する(僕はgjにした)。

これで、アドレスバーを用いた検索はデフォルトでgoogle.comが用いられる。google.co.jp検索をする場合は、アドレスバーに先ほど設定したgoogle.co.jp検索のキーワード(gj)を入力し、Tabを押してから検索語を入力する。

参考に、google.co.jpとgoogle.comで「javascript」という検索語を用いて検索した結果を掲載する。


google.co.jpを用いた検索結果にはWikipediaのページが2つも含まれており、好ましくない結果となっていることが分かる。


余談。
google.com検索のURLを以下のようにすると、reading level統計/フィルタ機能が使えるようになる。

http://www.google.com/search?{google:RLZ}{google:acceptedSuggestion}{google:originalQueryForSuggestion}sourceid=chrome&ie={inputEncoding}&tbs=rl:1&q=%s