中国旅行に行ってきた - 書店

2011年3月16日 曇り。
日本の地震及び原発のことは、Webのニュースサイトや中国のケーブルテレビで色々情報を仕入れているが、どうすることも出来ないので頭の片隅に置いておく。
帰国の準備で中国のスーパに色々と買い物に行ったついでに、書店に寄ってみた。


今回は鞄を持っていなかったので特に何も言われなかったが、普通中国のちょっと大きい書店だと入り口に鞄を預ける必要がある。勿論万引き防止のためだ。国立国会図書館と違いロッカは無い。
入ると、床に座って本を読んでいる人が結構いることに気づく。料理本や健康系の棚の周りにはあまりいないが、国内小説の棚周辺に多い。青春小説の棚の前にいい年の女性が座り込んでいた。一応、飲み物が飲めて、未購入の本を読める喫茶スペースもあるのだが、まあ誰に怒られるわけでもないようだ。ちなみに、店員の数も書店の広さに比べ明らかに多い。万引き防止ということもあるのだろうが、そもそも人が余っているのだろう。


ベストセラー本が陳列された棚に行き、外国流行小説のところを見ると、島田荘司北山猛邦が並んでいた。

島田荘司はアジアで著名な推理作家だと知っていたが、北山猛邦の人気があるとは知らなかった。


機械系の棚に行くと、道路でよく見る、自転車にエンジンをくっつけただけの様なバイクの解説書があった。

乗り方の他に内部部品の解説、修理の仕方などが書かれていた。皆、自分でメンテナンスしているのだろうか。


情報系の棚に行った。特徴として、Photoshopの棚が5つほども並んでいた。明らかに多い。日本ではこんなにPhotoshopの本を並べないだろう。この特徴は他の書店でも変わらなかったので、中国の書店の情報系の棚の特徴であると言える。ちなみに、パソコン入門書の棚は2つくらいだった。

写真の手前の棚はCorelDrawの本の棚。中国ではパソコンを画像処理やDTPに用いることが多いのだろうか。あまり一般的な用途とは思えないが。
自動化/PLCの棚もあった。どちらかと言えば電気系の領域技術なので、情報系の棚列に置いてあるのはちょっとおかしいのではと思った。


ネットワーク系、プログラミング系の棚は日本とあまり違いは無かった。プログラミング言語の本はCとJava、.NETばかりで、日本の大きめの書店には必ず置いてあるPythonとかRubyは見当たらなかった。


外国文学の棚の、日本文学の棚を覗いてみる。
僕が知っている本だと、刀語涼宮ハルヒシリーズ、文学少女シリーズを見つけた。



刀語は背表紙に巻数が書いてあるのに順番がばらばらに陳列されていた。涼宮ハルヒシリーズは、刀語と違って同じ巻は隣り合うように陳列されていたが、日本の出版順とは違っていた。
他のライトノベルは見つけられなかった。西尾維新の小説はもうちょっとあるだろうと思っていたのだが。森博嗣の小説も見つけられなかったので、日本文学には疎い書店だったのかもしれない。

ちなみに、中国の本は大抵横書きで印刷されている。日本の小説の中文翻訳版についても、やはり横書きになっていた。『涼宮ハルヒの分裂』は横書きでもちゃんと分裂してた。ライトノベル系は文字が大きめだが、日本語の文章を中国語に翻訳すると文字数が少なくなる場合が多いので、中文翻訳版は日本語版に比べてかなり薄くなっていた。