DLNA環境の構築

6月末にビックカメラで買ったSONY BRAVIA KDL-32EX420がようやく届いた。

このBRAVIAは、DLNAクライアント機能が搭載されている。今月頭に買ったMEDIAS N-06CにはDLNAサーバ兼クライアントアプリのTwonky Mobile Specialがプリインストールされている。デバイスが揃ってきたので、部屋でDLNA環境を構築してみた。

まず、MacbookDLNAサーバとしてTVMOBiLiをインストールした*1。僕の環境では、BRAVIAにサーバを認識させるためにはDEVELOPMENT VERSIONをインストールする必要があった。

特に設定はせず、MacbookにTVMOBilLiをインストールしてしばらく待つと、BRAVIAの「メディア」のメニュー内リストにMacbook上のDLNAサーバが表示された。MEDIASのTwonky Mobileも起動して、サーバを常駐させておいたので、同様にリストに表示された。

MP3ファイルやMP4ファイル、JPGファイルが正常にBRAVIA上で再生されることを確認した。

Twonky MobileにはDLNAクライアントにメディアを転送する機能がある。「Beam機能」でBRAVIAを選択し、再生するメディアを(MEDIAS上に無くても、他のDLNAサーバにあるメディアでも)選択すると、BRAVIAに転送され再生される。

ところで、このBRAVIAの付属リモコンは、赤外線リモコンではなく無線(RF4CE)を使っているそうだ。リモコンをどの方向に向けてもちゃんと反応するから凄い。また、Android向けiOS向けに、リモコンアプリが提供されている。

玄箱ProにもDLNAサーバを入れようかと試してみたが、どうも上手く出来なかったので宿題にした。

DLNAを通して、Macbookとテレビと携帯電話という3つのデバイスが繋がった。Macbookと携帯電話がサーバになり、テレビと携帯電話がクライアントになっている。部屋の中にいれば、手の中の小さな画面でも、窓側に置いた大きな画面でも、机の上の中くらいの画面でも、同じメディアを参照出来る。状況や気分に応じて、好きなデバイスを選ぶことが出来る。その画面に注意を向けなくても、手元のリモコンで別のデバイスを操作できる。

ドラえもん のび太とブリキの迷宮』を思い出さずにはいられない。

*1:他にも、ps3mediaserver(+pms avcmod)を試したが、僕の環境ではBRAVIAが認識しなかった。