今日22歳になった女性

今から22年前、1983年10月14日、東北大学医学部付属病院産婦人科で日本初の試験管ベイビィ、いわゆる、体外受精児(女)が誕生した。1982年にも体外受精児出産があったが、まもなく死亡。1983年が初の成功例となる。
ちなみに、世界初の体外受精児出産が行われたのは、1978年7月25日イギリス・マンチェスタ市郊外のオールダム総合病院で。女児で名前はルイズ・ブラウン。2004年9月に結婚。
日本でも、当時は色々騒がれたらしいのだが、今ではすっかり不妊治療の手段の1つに定着している。
医学に関しては、手塚治虫ブラックジャック』で読んだ程度の知識しかないので、医療倫理の事はよく分からない。何が認められて、反対されていたものがどういう経路を辿って認められるのか。認められるようになって、当時の反対派はどうなったのか。想像しか出来ない。
新しい技術が人を豊かにするのなら、というか、新しい技術というものは人を豊かにするために作られるのだから、いつだってコストの問題*1さえクリアできれば、積極的に取り入れられるべきだと思う。倫理や道徳がそれを阻むのならば、そんなものは糞くらえだ。

*1:機動戦士ガンダムSEED』の"コーディネータ"や『攻殻機動隊』の"電脳・義体化"も、全員に浸透していないのはコストの問題だろう。タダならきっと皆がやる。

昔は星っ子でもあった


右は姫路科学館記念キーホルダ。左はその姫路科学館で買った星座キーホルダ。裏は何と、「ミニミニ星座早見盤(北緯35度用)」。

記念キーホルダ裏に「1995・10・29」と書いてあるから、約10年前。小学生まではよく行っていたけれど、中学生になってからはあまり行かなくなったと思う。
小学生の間に、一通りは見てしまったんだろう。工学系に興味が湧いていた時期もあったし。でも、『子供の科学』はずっと読んでいる(今は立ち読み)。
ウチの大学の研究室棟にもフーコーの振り子がある。回っていないけれど。最初に大学で振り子を見た時、とても懐かしさを感じた。使わないなら、僕にくれないかな。