6分の5は終わった

午後に大家さんの家に行き、挨拶と説明を受けた。大家さんはアパートの隣。アパート経営で生計を立てているみたい。
段ボール箱は全て開け、本棚に本を入れ、服をカラーボックスとベッド下の引き出しに入れ、台所周りの食器や器具も配置し、炬燵も置いた。
何とか、生活していく形になった。
手がカサカサになってしまった。大丈夫だろうか。
今はココアを飲んで、はてなアンテナを巡回して、とても落ち着いている。
とりあえず、忘れない内に昨日のログ。
8時50分。アート引越センターから作業員2人到着。女性がリーダで、サブが男性。
まずリーダがざっと段ボール箱の積み上がっている部屋を見渡し、「これ全部ですか?」と確認してきたので、イエスと回答。日清カップヌードルの等身大UTの人形を見て、凄い凄いとサブと一緒に笑い、「丁重に扱うように」とサブに命令していた。
搬出開始。部屋入口にマットを敷いていた。靴は踵を潰していた。部屋の隅に立っていたら、作業員2人で手際良くどんどん運び出していった。僕の手が出るタイミングが無い位。重いだろうなあ、と思うような本の箱でも2箱同時にひょいひょい持ち上げた。まず、箱を傾けて足を箱の下に挿入し、隙間と足の甲を使って箱を持ち上げて、運んでいた。そんな観察しか出来ない。黙って立って、1度か2度、箱を運んだ。わざとか偶然か、軽い箱を。
搬出終了後、紙に完了証明サイン。リーダがセンターに連絡を入れ、その電話を受け取り、確かに搬出が完了した、と僕が言えばOKというシステムだった。お客の声による確認が出るまで信用しないとは。
で、トラックが出た後に、部屋の吹き掃除。最後くらい、綺麗に。ザーッと捨てる予定のTシャツで拭き、完了。不動産屋に鍵を返し、国分寺を去った。まだ来る予定はあるので、さよならはおあずけさ。
中央線、山手線、常磐線東武野田線を乗り継いで、不動産屋に到着。山手線と常磐線は遅れまくっていた。人身事故。はぁ。
不動産屋で説明を受け、歩いて大家の家に行き、鍵を受け取った。アートはもう来ていた。
搬入開始。国分寺と同じ様にマットを敷き、靴下を履き替えて、部屋の真ん中に薄い布シートを敷き、その上に段ボール箱をどんどん入れていった。相変わらず何も出来ず、ただただ立って段ボール箱をカウントしたり、携帯でメールを打ったりしていた。
全ての段ボール箱が搬入されたか確認するためにトラックを覗いて、OKを出した。そして、搬出と同じ様に、センターからの電話で作業が全て完了したと言って、全て終了。
ボンカレー(2箱)を貰い、災害用懐中電灯と地震対策マットを買わないかと勧められたが、丁重にお断り。精算。領収書とセンターに送るアンケート葉書を貰い、挨拶をして、さよなら。
まず、ベッドを組み立て、布団を敷き、最低限の生活用具を出し、軽く寝て、少しずつ配置作業を開始した。
途中で立っていられないほど眠くなったので、しっかり寝る事にして、作業中断。今日に至る。
アート引越センターは合格です。兵庫→東京の時の日通とどっちが優秀かと聞かれれば、アートと答える。因みに、引越し完了の際に、日通はコーヒーカップとインスタントコーヒー(ミニ瓶ネスカフェ)をくれました。
今、配置作業がほぼ完了して思うが、荷物は少ないに越した事は無い。本は仕方ないとして、他はもう少し考える必要がある。2年後にまた引越しになるか分からないが、その時はもう少し、捨てる物を考えよう。
捨てるのも買うのも、勇気が要る。情報の様に、持っている者勝ちでは無い世界があるって事だ。