10%の者です

物事1つ1つが結果で、全てに原因だの理由だのがあったら、気持ち悪いだろうなあと思う。
例えば、たまたま買った漫画が面白かったり、たまたま見つけたWebページが非常にためになったり、そんな事(出会いとでも言うのか?)にまで理由を付ける必要性は無い。
理由がある事が合理的だとは思わないし(合理的の"理"は論理の"理")、エロゲ未満のご都合主義に溜息が出る。父親との仲に改善余地があって良かったですね、夫が低学歴で軽蔑していて良かったですね、息子がいじめられていて良かったですね。息子がいじめられていないと、こんな家族関係は築けなかったですものね。
自分を映さずに鏡を見る方法を、僕は知っています。自分を見せずに自分を表現する方法を、僕は知っています。
ところで、この話、語り手の存在が破綻していないかい?何故A子を語り手にしなかったのか、理由が分からない(笑)。ついでに言うと、閉じ鈎括弧の前の句点が気持ち悪い。