後輩君からのメールの話

僕の母校TG大のB4からメールが来た。
そのメール、現在所属している研究室のメールアドレスに届いたのだが、TG大の卒業者名簿にはgmailアドレスを登録したので、恐らく自力で探したんだろう。試しに僕の名前をGoogle検索する事から初めて、ああだこうだで4ステップで僕のメールアドレスが記載されたページに辿り着いた。僕の名前無しでは多分無理だろう。
さて、メールの内容だが、

もうすぐT大の大学院の試験があり、勉強を進めている。過去問や問題集を解いているが、解答が無く、解く度に本を読み直し確認、を繰り返していては効率が悪く勉強が捗らない。しかし、周りに質問出来る人がおらず、解答が正しいのか確かめる手段が無く、行き詰まっている。そこで先輩に不安な問題について質問や相談したいのだが、よろしいか。

という様な内容だった。
状況はよく理解できる。僕もそうだったし、暑かったし。読むべき本は多かったし、『戯言シリーズ』は完結していなかったし。
「質問や相談」というのが、果たして対面でを望んでいるのかメールの文面では分からなかったが、どちらにしろ26日頃まで予定が入っているので、会う事は出来ない。そこで、メールで出来る内容ならば48時間以内に返信出来ると思う、という返信をした。
すぐにまた返信が来て、添付画像付きのメールで、過去問に対する自分の解答が合っているか、という質問が来た。
お得意の、Google様で類似問題を探して解法を見つける手法を取り、無事に面目を保った。キャッシュの問題で、去年集中的に勉強したからある程度は出来たけど、確実に解かなければ失礼だからね。
お約束の必須図書、パターソン&ヘネシー『コンピュータの構成と設計』を勧めておいた。
そうか、もう、去年の話なのか。