長生きじいさん

今日の『伊集院光 日曜日の秘密基地』内のコーナ『秘密キッチの穴』でどこぞの芸人が言っていた、宮城県の民話『長生きじいさん』。検索して発見。

長生きのじいさんが、普通では考えられない位昔の話をしているのも、まあ分かる。創作なら尚更、想像は容易い。
しかし、問題は死んでからだ。
じいさんが死んで20年経ち、宮城から遠く離れた京都で、死んだはずのじいさんを見、しかも話をしたという。そしてその後も、じいさんを見たという人は何人か居た。

このおじいさん、もしかすると、まだ生きているのかもしれませんね。

実にシュール。
じいさんの死を受け止められなかった村人達の集団幻覚だったのか。村から離れてじいさんを見掛けるという事は、村を出るという禁忌を犯した為に発症する雛見沢症候群か(禁忌がある前提)。200年も生きた人間は死など超越して、永遠の存在を与えられるのですよ、という事か。
話が伝わるには理由がある。その先入観が間違っているのかもしれない。