部屋が汚いのだが

何か、宗教臭い会話。
まあ、至極どうでもいい話というか、しゅごく(噛んだ)どうでもいい話なのだが、僕は部屋の掃除をしない。勿論、代わりにしてくれるメイドさんは居ない。
どうせ2年、もしくは4年で去る部屋であり、しなくても、いつか出て行けば良いだけの話なので、時間を割くのが面倒だという意識が大きい。めどい
というわけで、多分、部屋が他人と比べて汚い。
床には雑誌類、未読本、書類を入れた箱やプラスチックケース、ジャージやズボンや鞄が散在している。2つの本棚に収まり切らなくなった既読本は捨てることなく溜まり続け、100円ショップの布ケースに入って部屋のあちこちに置いてある。炬燵の上にはDNSのためだけに動いている高校入学祝いのノートパソコンや工具文具、直近に読んだ文庫が積み上がっている。辛うじて食事が出来るスペースがあるのは、ほんの3時間ほど前に夕食を食べたから。唯一、デスクトップパソコンが置いてある机は、ポケットリファレンスとCDが立てて並べてあり、その他玄箱とか無線LANルータとか色々置いてあるが、比較的整理整頓されている。
隠れる場所が豊富にあるので、多分、僕以外の生物が居る可能性が高いのだが、とりあえず僕の目の前に姿を現せないのであれば、共存の道を選択する事にしている。朝であろうと夕であろうと、蜘蛛であろうとゴキであろうと、僕が見つければ必ず殺す。
風呂やトイレは、もう見ない事にした。ところで、僕はトイレや風呂に入った時に電気を付けない。1つに、少しでも電気代の節約になれば良いと思っている。もう1つに、目が悪いので、眼鏡を外した時と暗い時とあまり変わりがない。風呂に置いてある蛇口、シャワー、石鹸の場所は分かっており、というかそれ以外手に届く範囲に置いていないので、見え難くても何ら問題が無い事に、国分寺時代に気付いて以来、すっかり常識になった。トイレも同じ。というわけで、偶然昼に水場を見てしまい、少々あちゃーな感じになったら、渋々100円ショップで昔買った柄付きブラシでガシガシ磨いて、また見なかった事にする。
そういう部屋で過ごしていて、さてそんなに不幸せかというと、そうでもないと自分では思っている。とりあえず、懸賞運は悪くない。毎日好きな事が出来ている。
掃除力なんて初めて聞いたが、まあ要するに風水みたいなものだろう。