姫路城工事中也

「もっと色々な形で情報発信をするべきでは」とある。どうすれば良いのだろう。
確かに、http://www.city.himeji.lg.jp/foreigner/en.htmlには工事中のことが大きく書かれている。リンク先を見れば、なるほど、日本人が書いた文章らしく余計な言葉が多いが、読めば姫路城に行ったところで期待したものが見られないということが分かる。
それでも、このページを見るのは「よほどの日本通」だという意見がある。
僕が旅行に行く場面を想像すると、Webで旅行先のメジャな観光施設をピックアップし、時間に余裕があれば本屋で旅行誌を立ち読みすることもある。初めて行くところであればある程、「今何をしているか」をあまり気にしない。しかし、姫路城に行くのであれば、姫路城のWebページを開いて、この工事のことを知ったと思う。
「姫路」「Himeji」という単語が含まれるtweetsに反応して「姫路城工事中なう」とreplyするTwitter botを作ったところで、状況は改善しないように思う。
利用者の嗜好に応じたPush配信サービスが求められているのは、Webをあまり利用しない人達(「フランス・ミシュラン社のガイドブック」しか見ない人達)であり、Web上で実現してもあまり意味が無いのではないかと思った。あるいは、Webをもっとテレビ寄りに、実用性を確保したまま情報を眺められるようなメディアとしての側面をアピール出来れば良いのか。