競争に勝つということ

デファクト・スタンダード(De Fact Standard)
公的な標準化機関が認証したか否かにかかわらず、競争によって市場の大勢を占めるに至った規格のこと。

デファクトスタンダード」、つまり「事実上の標準」は市場・領域での競争の結果、大部分に認知されたものがデファクト・スタンダードになる。
例としてすぐに挙げられるのが「Windows」「VHS」「TCP/IP」など。

デジュール・スタンダード(De Jure Standard)
標準化機構と呼ばれるISO、JISなどの機関によって国際的・国家的に認められたもの。

対して、「デジュール・スタンダード」は「公的な標準」になる。
ある規格がデファクト・スタンダードとして認められた後に、公的標準に認められることもある。

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やっとDVD規格が統一の方向性が見えてきたと言うか・・・。消費者の悩みを有耶無耶にさせる方法がハッキリしてきたと言うか。
死んでいった技術と言えば、スマートメディアなんてもうデジカメにも使われて無いような・・・。携帯電話もコンパクトフラッシュばかりですものね。
VHSに対してベータ、Windowsに対してMac。あくまでも市場で大部分を確保しただけの話と言えばそうなのだが、競争に勝つということがとても大切だということははっきりと分かる。
Macも決して劣ってはいないのですけどね。市場ってのは生き物ですから。そういえば作家の方はMac使いが多い。DTPとかに理由があるのでしょう。
「負け犬でもいいじゃない」は子供ならではの考えで、いつまでも子供心を忘れずにいるのは、それはそれで結構なのですが、社会は大人が大部分だということを忘れないで欲しい。自分の考えを人に押し付けるのは控えましょう。常にディベートしている立場ならば別ですが。