卒業研究発表会1日目

僕が所属する学科の卒業研究発表会が行われた。10時から15時半まで。
具体的には、自分が卒業研究として行った研究を教授、後輩その他の前で発表する。聞く人は、あらかじめ全発表者によって提出された予稿をまとめた冊子を見ながら発表者のプレゼンテーションを聞く。発表時間は7分。質疑応答は2分。
数学系と情報系が一緒になっている学科なので、研究室によってやっていることは物凄く違う。数学系は、僕ら情報系から見ると、ハッキリ言って最悪だと思っている。教科書の定義・定理だけ並べられて自分の研究として発表しており、聞いていて嫌気がする。それでも数学系研究室に所属希望を出す後輩がいるから不思議だ。
僕にとって、数学は、道具で方法だ。プログラミング技術も同じ。何かをするために必要な技術・方法。書道で言えば筆とか墨だ。人前に出すのは、あくまでも紙に書いた文字。数学の定理は使うべき公式で、定義は定理を使うための事前準備だ。魔法で言えば呪文詠唱みたいな。だから、数学を研究するなんて意味が分からない。実際、今日発表した学生達の内、何人が理解していることか。正直、あれで卒業なんて馬鹿馬鹿しい。
今日は数学系研究室ばかりだったので面白くなかった。14日、2日目に期待する。
日本の大学の卒業は楽だ。