緑……赤……

日清食品の『どん兵衛シリーズ』は、1976年に「きつねうどん」「天そば」が、1977年に「きつねそば」が発売。
東洋水産の『マルちゃんシリーズ』は、1975年に「カップ天ぷらうどん」「きつねうどん」が、1977年に「天ぷらそば」が発売。

両シリーズとも、パッケージリニューアルを繰り返しているが、基調の色は、『どん兵衛』はうどんが緑で、そばが赤。『マルちゃん』はうどんが赤で、そばが緑。
赤いきつね緑のたぬき」というコピィで有名な『マルちゃん』の方が先発。
ややこしいったらありゃしない。
勿論、うどんが何色、そばが何色、と決まっているわけは無いが、どうせなら揃えるか、全く別のイメージにして欲しかった。両方とも色で覚えていたら、逆なので間違えそうになる。
消費者を混乱させるのが目的?
一々、「うどん」か「そば」か、確認すれば済む話だけど、それでは「赤いきつね緑のたぬき」のコピィが生かされなくなって勿体無い。
どん兵衛』に「杵つきもちうどん」なんて種類があるんだ。美味しそう。