「なぜ」と聞く前に

今日は発明の日。

僕が子供の頃、NHKの「こんなこいるかなシリーズ」以外の絵本と呼ばれる本を読んだ記憶が無い。小学生以降、そういう話になると友人は『ぐりとぐら』や『100万回生きたねこ』、『ルドルフとイッパイアッテナ』など、色々な絵本を読んでいたと言うが、僕の家にはそんな本は無かった。
じゃあ、何を読んでいたんだろうと回想すると、学研の「ひみつシリーズ」をまず思い出す。

結構揃えていたと思う。絵も内容もある程度思い出せる。
子供らしく知らない事だらけだったと思うけれど、本は毎日読んでいた(今でもそうだが)。従って、自分が「知らない」と認知する前に知っていた様に思う。それが正しい事だったのかどうかは分からない。
温故知新だ、無知は愚かだ、と時々言っているが、それは子供の時から自分がやっている行為を決して怠らない様にするための掛け声の様なものだと思う。三つ子の魂百までと言う様に、根本はいつまでも変わらないと言うか変えられないと言うか。
他には、エジソンやファーブルの伝記漫画、「日本の歴史」の漫画を読んでいた。
子供はいつだってオールマイティ。