親なんて所詮生物学上の親でしかない

コミックファウスト (講談社 Mook)』読了。読了したものの、全作品1つ1つ感想を書けるか分からないので、書けるものから。
TAGRO『SON HAS DIED FATHER CAN BE BORN』。『ファウストvol.1』の『Don't Trust Over 30』の続編。ちょっと泣いた。
子供、父親、結婚、母親、許し、束縛、遺伝子。
主人公と僕に微妙な類似点があって、つい重ねて読んでしまった。僕も妹が結婚する事になったら、妹とこういう話をするのかな、こうするのかな、とか。親との関係はここまでひどくないけど。ていうか、全然悪くないけど。いや、彼らも、悪くは無いのか。
子は親を許し、感謝せよ。親無くして子有らず。
見出しの「親なんて所詮生物学上の親でしかない」は『Don't Trust Over 30』内に出た言葉。収束すれば「所詮」そうだろう。子は親に似る必要は無い。親との関係にに様々な属性が付き、生物学的繋がり以上の繋がりが生まれる。それが、人間。
こういう漫画を、妹に読ませて感想を聞きたいと思う一方、内緒にして実際の場面でどうなるのか見たいと思っている。さて、どうしようかね。迷う兄。

コミックファウスト (講談社 Mook)

コミックファウスト (講談社 Mook)