ですのーと前編鑑賞

日本テレビで放映された『DEATH NOTE』前編を見た。ディレクターズカット版という事で、完全版では無いのだろう。後半の集客を狙ってか、早いテレビ放映だった。
南空ナオミ編まで、と言えば良いのだろうか。随分な改変だったが。あれと漫画の南空ナオミ編を一緒にしたくは無いな。
藤原竜也は人殺しの役しかしないのかね。『バトルロワイヤル』といい。女の太股に挟まれて悦な顔を思い出して笑ってしまう。月の設定はほぼ漫画準処の様だが、彼女がっぽいのが居るって事が気になる。月の非道を短時間で示すための駒か。
Lには笑った。感想は「似ている」。漫画信者を否定しない様にするためには、ああいう表現しか出来ないかもね。藤原竜也の月よりは好感が持てる。
しかし、月にカリスマ性が足りない。全国共通模試1位の応用力が今一つ示し切れていない。あれでは、後ろ見ずのその場限りの足掻きにしか見えない。漫画(と設定が完全に同じのアニメ)の月は、読者をも惹き付ける頭脳とカリスマ性があった。感情移入とは違う、ある面で理想の姿を持っていた。
そういう月の姿を見ながら、

共に日常を過ごし、

共に笑い、

共に哀しみ、

共に喜び、

共に怒り、

共に楽しんだ。
本当の月を、本当の『DEATH NOTE』を知りたければ、現在日本テレビで放映中のアニメを、漫画を見よう。
後編がテレビに来るのはいつになるやら。