夏は古典

夏休みが長いので、毎年、名作・傑作などを適当に選んで集中的に読むことにしている。未読既読関係無し。ちなみに去年は江戸川乱歩を読んでいた。短編が面白かった。
今年の選択図書一部。

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

読んだことがなかったので、なんとなく。短い事件が10編で、知っている話もあり、サラサラと読めた。
ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)

ドグラ・マグラ(下) (角川文庫)

ドグラ・マグラ(下) (角川文庫)

小栗虫太郎黒死館殺人事件』、中井英夫『虚無への供物』に並ぶ、日本探偵小説三大奇書の1つ。夢野久作が10年余の歳月を掛けて完成させた超有名作品。
裏表紙より。「これを読む者は、一度は精神に異常をきたすと伝えられる」。探偵小説だということを忘れそうになるぞ。
映画化もされているようだ。
僕の中では、今でも『水夏』原作(笑)。全章最高。