大学生がコピペのレポートを提出するということ

ウチの大学でも2年前だったかな、情報教育学科(ていうか僕の在籍している学科)でコピペレポート提出したアホがいて、その半期の単位は全て無効、自動的に4年生では卒業不可能になっていた。教育学部だから、一応文系なのかな。
レポートを何だと思っているんだろう。
もし、この年代に多いとしたら、進研ゼミとかの影響じゃなかろうか。進研ゼミの夏休み時期に、自由研究特集と称して、BTB液やリトマス試験紙などが付いた実験器具が貰えたものだ。そして、冊子にはそれを使った実験方法や結果まで書かれているものもあり、それを写せば良いよ、みたいな雰囲気だった様に思う。事実、学校に提出された自由研究はどれもそんな進研ゼミのキットを使いました的なものばかりだったのを覚えている。
僕は、暇な時にプログラムを打つのだが、零から何か書き始めることはほとんど無い。モジュールの使い方を検索したりして、例を見ながら書くことが多い。でもコピペはしない。コピペしても手打ちしても速さはそれほど変わらないから、というのもあるが、コピペをすると、どうも自分で作った感じがしないのだ。達成感も違うように思う。
自分の文章とか、そういうものを書いたことが無い人は結局コピペでも構わないと思うのだろう。ネットに溢れている意味の薄い日記の文章にも似た様なことが言えるのかもしれない。
一体誰の立場に立って文章を書いているんだ。人に見られる文章を書けないなら書くな。他人の著作物を黙って使うな。自分の文章すら書けないなら、大学に来る資格は無い。