数学の授業

約3年前、微分方程式の授業を落として、後で別の本で勉強したらすんなり理解出来て、ああ大学の授業ってこういうもんか、と思った事を思い出した。
大学は、例えば僕の属している学科ではプログラムとかソフトウェアの中で、学んだ事をすぐ実践に使う事が多いから、最初の取っ掛かりを間違えると、最後まで意味不明で終わってしまう。先生が教える事を専門にしていない、というのも大きい原因になる。
自然現象を数字と記号の組み合わせで表現して、しかも応用が出来るというのは素晴らしい事なのだが、その気持ち良さに辿り着くためには、授業で選択される大抵の本は間違っている。自分に合わない漫画や小説がある様に、教科書/参考書にだって自分に合わないものがある。大学生にもなって、先生が言った通りの本を買う道理は無いわな。