『この胸いっぱいの愛を』試写会から帰宅

ネタバレ全開はいつもの通り。観る予定のある人は見ないことをお勧めする。

柴咲コウを主題歌にする必要は無かったよ。『黄泉がえり』スタッフ再集結の意味を込めてか。
新宿厚生年金会館で試写会を観てきました。1000人以上いましたね。2階席もあったし。前の方の席は関係者席で埋まっていましたが、後ろ席のど真ん中に座ることが出来た。
厚生年金会館の存続のための署名のお願いの後本編上映。どこも色々と大変なんだね。結局署名しなかったけど。
とても面白かった。前半で物語定義、コミカルな描写を挟みつつ、後半で綺麗に収束&涙腺弛緩という流れで、全く退屈せず、楽しく観ることが出来た。
飛行機事故で死んだ4人(伊藤英明勝地涼宮藤官九郎倍賞千恵子)が、タイムスリップをして、20年前の1986年という過去で、自分が後悔していた事をやり直す、というお話。後悔していた事を修正できれば、成仏できる。ちなみに、過去に幾らでも影響を及ぼせるので未来は変え放題。タイムパトロールさーん。
バイオリンがキーアイテムで、ラスト近くのオーケストラ演奏シーンが本格的。指揮者も役者じゃなくて、金聖響という名前の本物の指揮者なんだって。
ストーリが始まりから終わりまで、しっかりとケジメが付いていて、観易い映画だと思う。本当に、「やさしい物語」だった。
映画公開は10月8日。ミステリィみたいに頭を使う物語ではないけれど、お金を出して観る価値はある映画だと思う。妹も満足していました。